
ミナトに音楽大学進学コースがない理由
音楽大学は2つに分かれています
音楽大学、いわゆる音大は、すごく腕のいい音楽家が集まるところ、例えばピアノでいえば東京藝大、東京音大演奏家コース等、ヴァイオリンであれば桐朋学園大学研究科(どこの科かも非常に大事)と、そうでないところに大別されます。
そういう名門に入るには、3歳から1日数時間、高校生になれば8時間ほどの努力が必要です。指を保護するために体育の時間はすべて欠席、ずっと指を守るために手袋をしている生活を強いられることもあります。また努力だけではどうにもならず才能や、例えば弦楽器であればもろに楽器のグレードが演奏技術に影響してくるので数百万円の楽器しかない人は数千万円の楽器をお持ちの方と肩を並べるのに、何倍もの苦労が必要です。
そしてそこまでして入学しても、就職先はほとんどない、というのが現状でして、正直なところあまりお勧めしたくないのでそういったコースは作っておりません。なおそうでない大学に関しては、定員割れしているところも多いので、名前を書けば通ります。一発芸入試でヴァイオリン科に通ったという話もあるほどで、勉強自体不要です。
一流の音大卒でさえ就職に苦労するので、そうでないところを出られた方の音楽系の就職がより難しいのは、言うまでもありません。
音楽大学進学コースは、教室にとってお金になる
多くの音楽教室が、音大進学コースは金額を高く設定しています。音大に行く本気度がある親御さんはその金額でも出すからです。しかし基本的にやっている内容は普通のレッスンとほとんど変わりませんので、特別な金額を設けるのも申し訳なく、ミナト音楽教室では敢えて設定していないという次第です。
入学するのが非常に非常に大変で(そして学費もすごく大変)、卒業したその後の就職先もパッとしない、また名前を書けば通るような音大に通ったところで何の意味があるのか?ということで当教室では特段設定はしていません。同僚の先生方の苦労話をいつも聞いているので、夢を壊すようで申し訳ないですが、マニアックな世界ですので、本当に音楽を深く深く愛している方にしか音大入学はお勧めしていません。
実際には、音楽への道を希望される生徒さんもいらっしゃり、ご希望の音大に入学されるケースもありますが、普通にミナトに通っていれば、そこらの音楽大学の生徒と同じくらいのレベルは身につきます。わざわざ大金と大きな時間と労力を払ってまで行く必要があるかというと???
あくまでミナトは一般の方向けの音楽教室であるということをご理解いただければ幸いです。
