大きいほどいいピアノなの?

大きいほどいいピアノなの?

フルコン、という言葉をご存知でしょうか。

フルコンサートグランドピアノ、つまりコンサートホールで使われることを前提として開発されたピアノでスタインウェイのD-274などは非常に有名です。物理的にピアノはおおざっぱにいってしまうと、弦が長いほどいい音が出ます。※D-274販売価格は2,000万円程度。

だからといって、「あらじゃあ我が家にはD-274置こうかしら」という羨ましいあなた、ちょっと待ってください!

フルコンサートグランドとは、コンサート用に作られたピアノです。ということは当然ながら

「音が大きい!」

それはそうです、1,000人規模のホールでも音が届くようなピアノ。これを自宅に持ち込むとどうなるか。はっきり言うと、うるさいです。まず近くで聞いている人がものすごくうるさい、そして近所迷惑きわまりない。庭の壁までピアノから100メートル程度ないと近所から苦情が出る可能性、大。

だからといって、防音工事をするとフルコンサートグランドだと1,000万円程度かかります。そしてそもそも防音室でフルコンを弾く意味は、あるのか? さらにフルコンはたいてい輸入ピアノなので温度湿度管理もものすごく大変。もちろん場所も取ります。

かといって、ヤマハでいうA1というサイズのピアノもちょっと小さすぎて、寂しい。もちろんコンパクトな場所に置く為につくられたのでそういうものといえばそういうもなのですが。ということで音大生に人気なのがヤマハでいうC3。

長さが約180センチ程度で、少なくとも日本では練習できる環境と、音のクオリティを考えるとこのサイズ、かなり大きいお家で5サイズ、つまり200センチより少し大きめ位を購入されるのが無難です。

ただし、購入されること自体、あまりおすすめ出来ません。理由はこちらからどうぞ。